issues
「ここの訳に自信がないので他の人に見てほしい!」
「この表現はどうすればいい?」
「この部分を統一すればいいのでは?」
などの部分があれば、このページにリンクをつけてわかるようにコピーしてください。
結論が出たものについては、それぞれ議題を横線で消しています。
1.数字・序数・段数について
shenqi:
全体に言えることなんですが、1-10の数字はone, two, threeのようにspellするほうが好ましかったと思うんですが、
記憶が曖昧で確信が持てません。また、1st, 2ndなどはfirst, secondのようにspellするべきかは思い出せません。
どっちにしろ、アラビア数字を使うか、spellするか、っていうのは揃えた方が良いと思うのですが、どうでしょうか?
shotayakushiji:
・Spell out numbers one through ten.
・Spell out numbers above ten, unless writing the number would involve using more than two words.
・Spell out numbers that begin sentences.
http://homeworktips.about.com/od/essaywriting/a/numbers.htm
・Spell out ordinal numbers (first, second, third, ......).
http://www.word-mart.com/html/number_and_numeral_writing_tip.html#SpellOrNumeral
・Use Arabic numbers when writing dan(段) numbers (ex. 4段=4-dan).
http://www.google.com/custom?q=dan&sa=Search&cof=LW:440;L:http://www.shogi.net/images/shogi_header.gif;LH:78;AH:center;S:http://www.shogi.net;AWFID:b5ae78e3c98523e1;&domains=www.shogi.net&sitesearch=www.shogi.net
このような統一でいかがでしょう?
junkoda:
文 (complete sentence) の一部でなく、括弧内のときは数字でもいいと思いますがどうでしょう?
"the move he made was P*2e (30th move)"
shotayakushiji:
問題ないと思います。
spell outするのは文章中の一部のときのみとしましょう。
junkoda:
「文頭の数字は spell out せよ」を考慮して、文頭の 9-dan を Nineth-dan Teruichi Aono ... にしてみたもののいかがでしょう。
takodori:
すいません。Issues をきちんと見始めるのが遅れて、Resolved の Issue について言及するのは本来ご法度なのですが、これだけは言わせてください。
英語 Native の Tony Hoskings の Habu's Words や Classic Shogi, The Art of Shogi、John Fairbairn の著作を見ても、「XX手目」「OO段」という表現は、数字を使っています。一般的な英語の文法、記法を適用すると、将棋の文章の場合、かえってわかりにくくなってしまいます。(実際、今 Chapter.1 を通読しましたが、数字が spell されていて、ひどく読みにくくなったと感じてしまいました。すいません。ちょっと、今すぐ用例をたくさん出せませんが、chess の世界の文章も、「XX手目」は数字ですし、 File だったか、Row だったか、正確に思い出せませんが、アルファベットとアラビア数字の組み合わせで升目の位置を表示するので、それを Seventh file とかやってしまうと、非常に将棋を既に知っている人にとって読みにくいし、また、これから将棋を覚える人にとっても不親切な出来上がりになってしまう。
いまさらで、大変申し訳ありませんが、数字をアルファベットで表記する作業は一旦停止をしていただけますか。
shenqi:
ordinary uses of numbersならばもちろんspell outすべきだと思いますが、「XX手目」という場合の数字はそのままでいいんじゃないでしょうか? だいたい11以上の数字は、formal writingでもspell outしないので、そのままでよいと思います。
Seventh file等の表記ですが、WikipediaのChess notationを見る限りでは、algebraic chess notationに準拠するようにすればいいんじゃないでしょうか?
数字をspell outするかしないか、っていうのは結局はcontextによって変わってくるので、この言い回しならするけど、この言い回しならしない、っていうのがどうしても出てきます。だいたいあってればいいんじゃないでしょうか?
junkoda:
了解。残念ながら、リンク先をみて 2語以下の数字をほとんど機械的に置き換えて終わってしまったわけですが、協力してぼちぼちやりましょう。手数と筋は数字ということで。
shenqi:
Guide to Grammar and Styleには、high school levelであれば1-100(1-10という人もいる)はspell outすべきだと書いてあります。
友人のnativeに確認したんですが、完全なformal writing(たとえば本などは)すべてspell outすべき、だということです。
(ただmathematicsやphysicsのpaperや、statisticsはnumeralのままでよいそうです。)
だから、「XX手目」っていうのはそのままnumeralでよいかと。
ただweb上にある文章はformalでもspell outしないといけない、というわけではなさそうです。
かの有名なspark notesは1-100をspell outさせることにしているようです。(参考: Numbers)
ですから、すべてspell outすべきか、というと判断しかねます。
takodori
ちょっと箇条書きにしましょうか。原則は飽くまで spell out する、で自明なものは省くとして、
以下のような数字が原著には出てきます。
「xx世紀」「世代(xx代)」「xx年ぶり」「xx年生(学校)」「西暦年(4桁)」「西暦年代(xx年代)」「月」「日」「xx年後(前)」
「第5章の見出しのパリと日本の年月日、時間」「xx時xx分」「xx分遅れ」
「章(Chapter)」「棋譜符号(P-7fなど)」「P22 P36のマル1~3」「P130の箇条書き」「戦法名(四間飛車など)」
「将棋の手数(~手目)」「番勝負の(第2局)(第7局)」「連載XX回の回数」「プロの順位戦
のクラス名 (C1)(B2)、(竜王戦6組)など」「段位」「級位」「タイトル戦の(第xx期)」「羽生名人の冠の数」
「本の巻数 Volume」「年齢(xx歳)」「勝敗のスコア(2勝2敗など)」「ページ(72ページ)(五〇〇〇ページ)など」
「12キログラム」「新書シリーズ名(角川oneテーマ21)」「(F1)と装甲車」
で、私としてはこのうち、
「西暦年(4桁)」「日」「第5章の見出しの部分のパリと日本の年月日、時間」「章(Chapter)」
「棋譜符号(P-7fなど)」「戦法名(四間飛車など)」「将棋の手数(~手目)」「番勝負の局目(第2局)(第7局)」
「連載XX回の回数」「プロの順位戦のクラス名 (C1)(B2)、(竜王戦6組)など」「段位」「級位」
「タイトル戦の(第xx期)」「本の巻数 Volume」「勝敗のスコア(2勝2敗など)」
「ページ(72ページ)(五〇〇〇ページ)など」「新書シリーズ名(角川oneテーマ21)の21は固有名詞」
「(F1)と装甲車」
については、numeral で行ったほうがよいのではと思っていますが、どうでしょうか。
shenqi:
何回も迷走してすみません。英語の先生に確認しました。
伝統的なgrammarを好む人は、すべてspell outし、
若い世代は1-10はspell out、11以上はすべてnumeralで書くらしいです。
正直にいうと、1-10をspell outして他はnumeralにするのが(ディスプレイ上では)読みやすいですが、
本の翻訳、となると、伝統的な方式に従ってすべての数字をspell outすべきだと思っています。
ディスプレイ上の(webでの)可読性を求めるか、本としての性質を残すか、っていうのは
プロジェクト全体の方針に関わってきますから、ここで一概にこうだ、と決めることはできませんが、
この訳が何を目指しているのか、どんな層に読んでもらいたいのか、
そういうビジョンみたいなものをもっと活発に議論しなくては、と個人的には思っています。
ただ、ここで一番重要なのは、 英語のissuesのページでもLeonard Hirsch氏が言及されているように、
すべてを"consistent"、つまり表現を統一することです。
すべてをspell outすると決めたなら、文字通りすべてをspell outすべきで、
時々spell outしていない数字が混じってはいけません。
逆も同じです。
ですから、tandori氏が言われるように、
非常にclearでconcreteなルールができるまでは、校正を一時停止する必要があるかもしれません。
さて、問題の表現ですが、下記のように分類しておきました。
・常にspell outすべき表現
「xx時(nine o'clockなどのo'clockを使う表現)」
・ 1-10もしくはすべてをspell outするべき表現
「世代(xx代)」「xx年ぶり」「xx年後(前)」「xx分遅れ」
「番勝負の局目(第2局)(第7局)」
「タイトル戦の(第xx期)」
「12キログラム」
「羽生名人の冠の数」
「連載XX回の回数」「ページ(72ページ)(五〇〇〇ページ)など」
「将棋の手数(~手目)」 ---> これは原著者の「将棋の普及に貢献」を考えて、常に numeral にしたい(takodori)。
・常にnumeralで書くべき表現
「西暦年(4桁)」「月」「日」 ---> 「月」は January から December で訳文は書かれていますので(5章の小見出しの
年月日の月は除く)、「月」は spell out ですね。ここは、おそらく勘違いで「月」を numeral にされたのだと思います.
(takodori)
「第5章の見出しのパリと日本の年月日、時間」
「段位」「級位」
「棋譜符号(P-7fなど)」
「プロの順位戦のクラス名 (C1)(B2)、(竜王戦6組)など」
「新書シリーズ名(角川oneテーマ21)」
・訳し方によってnumeralかspell outか変わる表現
「年齢(xx歳)」(adjとしてハイフンでつなぐときは必ずspell out)
「xx時xx分」 (quarter pastとかの表現の時は必ずspell out)
・両方みたことがあります
「章(Chapter)」
「xx世紀」
「西暦年代(xx年代)」
・自分ではよくわからないもの
「本の巻数 Volume」
(Well-tempered ClavierなんかはBook 1, 2の表現であったような・・・ ただピアノスコアなので普通の本の慣習と違うかもしれません)
「勝敗のスコア(2勝2敗など)」
「xx年生(学校)」 (Year 13 studentsとかいいますけどね・・・)
「戦法名(四間飛車など)」についてですが、
そのままローマ字で書き出して、説明を加える、というのはどうでしょうか?
"which literally means"っていう表現も使えます。
原著を持っていないので
「P22 P36のマル1~3」「P130の箇条書き」「(F1)と装甲車」
については判断しかねます。
takodori
このプロジェクトは 4/20 の梅田さんのブログ
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20090420/p1
”本書の意味は、将棋の普及に某かの貢献をしたい、ということに尽きるわけで、版元である中央公論新社とも相談の上、本書の全部または一部を、英語はもちろん中国語でも韓国語でもスペイン語でもフランス語でも、どなたが何語に翻訳してウェブにアップすることも自由、とします”
に端を発しています。従って、「ウェブにアップすること」がPJのゴールであって、外国語に翻訳して本を出版をすることが
ゴールになっているのではない、というのが私の認識です。
で、読者のほうも、原著で291ページに及ぶ訳文を読むのに、わざわざプリンターで全部紙に印刷して読む人は、少しは
いるかもしれないが、圧倒的多数はウェブ上で読むであろう、という想定をしています。また、読者の大部分は、30歳以下の若い世代で、そのほとんどが、20世紀から将棋ファンだった人を除いては、日本製のアニメをかなり見ていて、NARUTO などのアニメを通じて将棋というゲームが世の中にあるのを知った層であろうとも思っています。「若い世代は1-10はspell out、11以上はすべてnumeralで書くらしいです。」の世代と合致します。というわけで、291ページの分量をウェブ上で読む事を考えると、shenqiさんの用語で言う「ディスプレイ上の(webでの)可読性」を優先的に考えるべきではなかろうかと思っています。
また、原著全7章のうち、2章、5章は、最初にウェブでリアルタイム観戦記として発表をされたもので、本にすることを一義に書かれたものではないということを考慮にいれるべきかと思います。また、他の章の文章のかなりの部分も、最初は梅田さんのブログで発表された文章が元になっていることから、この本は、伝統的な手法で作られた「本」とはかなり意味合いが異なる「本」なのだという認識を持っています。なんというのか、臨場感、といったものの表現が優先をされているというか。ただ、もちろん本にするに当たって、担当編集者は、「赤字を相当入れた」(直しを入れた)とも言われていますので、ウェブ上で発表されたものが全くそのままの形でまとめられたわけでもないですが、基本的には、ウェブ上で最初に発表された文章がかなりの比率を占めている本です。
junkoda:
膨大な用例が出てきて目眩がして、正直、consistent なら何でもいいという心境です。それでも、眠い目をこすりつつ、私の思う基本方針を。
1. ルールはできる限りシンプルにしましょう。複雑にしては読者が consistent であることを認識できません。
2. 一番この本を喜ぶのは将棋ファンであることを考慮し、そして何よりこれは将棋の本であることに間違いはないのだから、従来の将棋・チェスファンのなじみのあるフォーマットを継承すべきだと思います。
この二つを両立させる方針は、spell out してきたこれまでの方針を 180度転換して
「1-10のみをspell out、それ以上は 数字」だと思います。
手数はほとんど二桁以上だし(first move と書くくらいはいいでしょう。でも 4th-9th は微妙だ。move ならやっぱり数字か。これは細かいことなので...)、30th move と書いておいて、他の二桁の数字を spell-out するのも一貫性に欠けます。(これは基本方針で A hundred とか twenties とかは、詳細ということで。)
将棋の伝統というよりも革新についての本ですし、文学と棋書の狭間にあって伝統的文学というわけではないし、リーダーの薬師寺さんも若いですし、「若者流」で問題はないのではないでしょうか。
shenqi:
ここまでmess upして非常に申し訳ないです。
もともとわかりやすい文章を書かなかったのが原因でこんなにも議論を複雑にしてしまい、
みなさんの貴重な時間を無駄にする結果になってしまってもうなんと謝ればよいのやら・・・
このプロジェクトが「若者がディスプレイ上で読むこと」を前提に書かれているのだとすれば、
いわゆる「若者流」の方法でよいと思います。
本の成立もブログ記事からのようですし、それで問題ないと思います。
もともと「1-10のみをspell out、それ以上は 数字」という方針だったのを朝令暮改で変えてしまったのは僕なので偉そうなことは言えませんが
特別な例外がある以外はすべて1-10の数字はspell out、11以上の数字はそのまま数字で書く、ということで。
ただ読むときに4th moveとか書いてあるとなんか違和感、というか引っかかる感じが。fourthで慣れてるからでしょうか?
takodori
shenqi さんが謝る必要は全くないです。そもそもこのPJ自体、本来は最初に今議論しているようなことを経て、
スタイルを統一してからそれぞれが英訳に取り掛かったほうがより賢かったと今になってみればわかるのです
が、とにかく、日本のゴールデンウィーク明けまでに一冊の本をとりあえず訳し終える、というゴールが設定さ
れてメンバーが全員それに向かって動いたために、brush up の段階でそのときの矛盾が出てきているのが
今だと思います。
現実的に考えて、今、brush up の作業に当たっているのが、junkoda さん、shenqi さん、takodori と leonard
さんですので、とりあえず、この issue は棚上げにしておいて、leonard さんとの対話に集中しながら、各章を順
番に、brush up していくのに注力していきましょう。動詞の時制、冠詞、副詞、前置詞がぴたっとしていれば、格
段に Quality がアップしたように見えるはずですし、それが終われば、残った問題は、ほぼ、この数字、序数の
表記の問題だけになるはずです。そのほうが、leonard さんとの協業の進め方として、賢いと思います。
junkoda:
この話題は痛み分けですね。水に流して、先に進みましょう。私も偉大な先人の仕事との互換性と保つと思っていながら、すっかり、以前の本でどうなっているのか考えるのを忘れて spell-out に賛成したので。
2.有段者・タイトル保持者の表記方法について
shenqi:
訳標準化のページには、すべてのタイトルは名前の前に表記するようになっています。
ですが、段に関してはガイドラインがありませんので、書き込むことにしました。
Googleのカスタム検索(上のリンクと同じものです)でも表記が9-danが前にある場合もあれば、後ろにある場合もあります。タイトル保持者の表記に従うと、名前の前に9-danなどと表記するのが適当だと思われますが、どうでしょうか?
shotayakushiji:
>名前の前に9-danなどと表記するのが適当だと思われますが、どうでしょうか?
これで問題ないと思います。
3.引用符と句読点
junkoda:
http://www.grammarbook.com/punctuation/quotes.asp へのリンクを「guide」のほうに張りましたが、
疑問文をカンマで区切るのはどうすべきですか?
"Is not shogi hard to understand?", "Shogi requires specific knowledge, no?"
shenqi:
例として"Is not shogi hard to understand?", "Shogi requires specific knowledge, no?"を使いますが、
quotation markの中ですでに文が終わっているので、カンマは使えません。
Shogi is not hard to understand., Shogi requires requires a specific knowledge.
が間違えであるのと同じロジックです。つまり、フルストップの後にカンマが続けられないように、?のあとにカンマは続きません。
junkoda:
カンマでつなぐことをあきらめて、別々の文にしました。
3.竜王
junkoda:
Ryuohで統一しました。
4. 七冠
junkoda:
septuple crown ですか。
永世七冠. the entitlement of all the permanent titles of the septuple crown.
どこかで grand slam と訳していたので、そっちに変更してしまった部分があります。すみません。
takodori
そか、grand slam もありか。野球だけかと思ったが、テニスでも使われるからヨーロッパの人にもわかるか。ちょっと as is で2種類で置いておきましょう。将棋アマ四段の英国人のプロの翻訳家に相談するというカードを残しつつ。あと、Gland Slam のほうは「七」という部分は表現できていますか?
junkoda:
調べてみたものの、どうも grand slam はいろいろな意味に使われているようでわからなくなってきました。(そのため、grand slam という語は正確でないかもしれません。テニス・ゴルフでは一年の主要4大会制覇という意味で、七冠王に意味が近いと思います。)
すべてのタイトルを同時に獲得したということを簡潔に言えるので悪くないとおもいます。七という数字は含まれていないので、septuple crown と併用すれば相補的でよいと思います。
ただし、永世 grand slam とまで言うとテニス・ゴルフ的用法とずれて、不明瞭になるとおもうので、こっちには使わないほうが自然な気がします。
5.村社会的言説 (Chapter.1)
takodori:
"イノベーションを封じる村社会的言説/Close-knit society oriented opinions to refrain from innovation"
としてみましたが、Close-knit society だと意味が強くなりすぎてしまうかなあ、、、。
shenqi:
close-knitという表現をそのまま使うなら、
close-knitted society destructs/interrupts/disturbs innovationsとかどうでしょうか?
それともinnovations disturbed/interrupted/destructed/ by closed-knitted societyみたいに名詞だけで終わって文にしないほうがいいですか?
6. 佐藤康光の孤高の脳(Chapter.2)
takodori:
Yasumitsu Sato's Brain is the Lofty Apex って、してみたけど、、、。うーん。
junkoda:
竹田さん訳(たぶん)では maverick brain になっています。これも佐藤棋聖(当時)の雰囲気をよくあらわしていてよいと思います。ボキャ貧(死語)の私は lofty も apex も知らなかったので比べられませんが。 >> takodori "maverick brain" そうだ、最初にこの表現をみて、感動したんだった。maverik brain で行きましょう。
7.「孤高の脳」が生む無限の広がり/(Chapter.2)
takodori:
An infinite of possibility of moves generated by Sato's Marverick Brain of Lofty apex でどうか、、、。
8.Chapter.2 の subtitle 以外の日本語は
takodori:
全部取っ払ってしまったほうがいいかなあ。梅田さんの Native の友人のコメントに、"there are Japanese characters still retained in the translation, which gives rise to some ambiguity" ってあるので。
9. PJで使うべき言語について
shenqi:
だんだんと英語のnative speakerの方もPJの方に参加してくださっているようなのですが、このようなdiscussionも英語ですれば、
second language learnersである僕たちが、いろいろんなreferenceを参照しないといけないような複雑なgrammatical problemも一発で解決してしまうんじゃないかな、と。
どうなんでしょう? でも原本は日本語で、そこにあるニュアンスを正確に英語に訳せないから悩んでるわけで、discussionを全部英語にしてしまう、というのはすごい無謀なような気もします。
junkoda:
「この日本語をどう訳そう?」という需要もあると思うので、このページをそのままに、別の英語版をつくってみました(トップページ/サイドバー参照)。英語でできる議論は英語でやりましょう。
10. ローマ字にしただけの言葉について
shenqi:
日本語が読めない方々のために、日本語の言葉を英語に直す作業が進んでいますが、ただたんにローマ字にするだけでは、日本の文化や将棋について基礎的な知識がないと読み進めることができません。
そこで提案なんですが、wikiにterminologyでもdefinitions of technical termsでもいいですから、本にあるようなfootnoteを集めたようなページを作ってはどうかと。
そうすれば、本文中の流れを遮ることなく、わからない言葉があれば調べられる、といったようにできます。
たとえば、SenteやGoteなんかは、文章中に説明があったほうがいいですが、Ryuohとかいうのは、footnoteに詳細な説明があると助かると思います。
どうでしょうか?
junkoda:
shinqi さんに「dan なんて知らん」(意訳)と言われて以来考えていました。 この長い文章の最後に
footnote をつけると見る方も大変なので、用語にマウスをあわせると説明がでるというのが理想だと思いました。試しに Chapter2 の Shogi Club 24 に abbr タグで説明を加えてみました。Shogi Club 24 にマウスカーソルをのせてちょっと待ってみてください。どうでしょう?すぐ消えてしまう点と abbriviation に使うという本来の精神に反しているのが難点でしょうか。(どうもいまいちだ。保留。)
takodori
Sente Gote は全部、Sente(first mover) Gote(second mover) としていたのを、( )付きの説明は最初だけにして、後は Sente Gote で行こうという discussion が前にここのIssue と別のところであったのだけれど、それだと不親切すぎるのかな。ちょっと、脚注や、footnote はさしあたり置いておいて、日本語をなるべく無くしてしまうのと、小見出しの英語化(日本語と並べておいたほうが検索で便利は便利だが)を急いだほうがいいのでは。
Native の人のチェックは、原文がないので、基本的には、動詞の時制、単数複数形の誤用、冠詞の誤用、といった範囲の文法的手直しにほぼ限定されるので、英語版の issue を用意していてもいいけれど、書き込まないと思う。原文を想像しながら直しを入れられる人は、日本語もできる可能性が高い人のはずなので、コチラの ISSUE を見に来るはずと思う。
junkoda:
私も将棋ファンですし、最初にくる人も将棋を知っている人でしょうから、その優先順位に賛成します。ただ、将棋を知らずに迷い込んだ人のために、「What's Shogi?」のような文を1,2センテンス書いて、 Wikipedia, HIDETCH さんの入門ビデオ、あともうひとつくらい将棋解説サイトへリンクを張っておくくらいはしても良いと思います。(あとでやりますが、とりあえず大学に行ってきます)
> ISSUE
なるほど。あとは「意味がわからん」くらいですが、これだけならコメント欄が適当でしょう。
とりあえず、英語版 issue は置いておきます。
shenqi:
とりあえず、「What's Shogi?」みたいなページを作ってみました。
学校でやったassignmentの焼き直しですが、ないよりかましかと。
結構適当にやったものなので、説明しなければいけないことを全部説明しきれていないかもしれませんが、
とにかく、見切り発車です。
日本語の小見出しが目障りなら、文字色を白にしてしまう、というのはどうでしょう?
それなら検索にも引っかかりますし、普通に読んでいるだけなら気づかないのでは?
junkoda:
> (Sente/Gote だけだと)不親切すぎるのかな。
2,4章では意外に少ないけれども、5,6 章では10回くらい出てくるので、いちいち first mover というのは煩わしいという気がします。外国語なのであまりたくさん覚えることを要求できませんが、Sente/Gote あと 対局者二人の名前 challenger Habu/ Ryuoh Watanabe など、章あたり4,5 個の日本語ならなんとかなると思います。完全に覚えていなくても、文脈でどちらかの対局者のことをいっていることくらいは。
「本質」フウィーヤとマーヒーヤについてのイスラム哲学の(日本語の)本を読んでいても、どっちがどっちだかわからなくなったりしますが、不快では全然ありません。
Ibisya (Static Rook) 等に表記ついては、各自が好みの方だけをひろって読むと思うので、括弧をとって両方読ませるような英文のなかに埋もれてしまわないほうが読みやすいと思います。つまりこのままで。(じゃあ、first mover もいいじゃないかとなりますが、なぜか感覚的に・・・。)
junkoda:
ええ、そろそろ小見出しも消す時期でしょうか。大いに役に立つのは事実ですが、英語でも目立っていればなんとかなるかも。
shenqi:
うーん、自分としては、Sente/Goteなどの意味がわかっていないと読み進められない語句は、初出時に説明を本文に入れる、
KiouとかOhiとか、意味がわかっていなくても読み進められるものは、footnoteでも何でもいいから説明を本文以外のところにいれる、
っていうのがいいと思うんですが・・・。
(読んでいる人が)できるだけ労力を使わずに将棋にもっと親しんでもらえるような仕組みができればベストだと思います。
junkoda:
・Sente/Gota は章の初出時に first mover/second mover といれる。ふたつだけなら読者は頭にメモできるのではと信頼したいです。
・他の訳者の方々にも将棋を趣味としない人が多くいて、将棋ファン以外にも読んでもらいたいと思っているようなので、最終的に脚注をつけるのには賛成です。現在、通読している間に各章の一番下に、仮の脚注(語を列挙するだけとか)をメモしておくと、後で脚注をつけたい語のリストを作る二度手間がはぶけると思います。ただし、takodori-san の言うように、人手が限られている現状では、最優先項目としては将棋ファンが読める文章をつくるべきで、脚注に凝る余裕はないというのも一理あります。(一行解説くらいなら、今書いてもいいかも)
(よってここは、少し先のはなし:我々は将棋海外普及をゼロからはじめているわけではないので、将棋用語の説明が長くなる場合には、先人の説明を引用 ー block quote、あるいはリンク ー すればよいと思います。)
(相変わらず、どっちつかずだな私)
shenqi:
僕もそれでよいと思います。
リンクかblock quoteか、というとblock quoteのほうが親切に思えるのですがどうでしょうか?
11. American EnglishのspellingかQueen Englishか?
英語版issuesの方に質問があるので、リンクを。
基本的にどちらでもOKですが、「統一」することが重要です。
takodori
Native の Leonard さん(米国)が5章を先に見て、Preface に取り掛かっているので、スペルはAmerican にしてもらい、序数、数字表現はルールを決めて日本人チームで対処するので、そこはさわらず、その他の文
法的チェック、意味のわかりにくいところの指摘に集中してくれ、というメッセージを出すべきだと思います。
それで、Leonard さんに無駄な時間を使わせないように、わたしは1章以降のスペルチェックを機械的に行っ
て Leonard さんがスペルチェックをする負担を減らして、彼に発揮して欲しいコアに集中できる環境を整えよ
うと思います。これは、反論がないと思いますので、英語欄でその旨書いておきます。
junkoda:
ありがとうございます。お疲れ様でした。
私も natitve にスペルチェックなどをさせて申し訳ないと思っていました。
12. 謝辞についてひとつだけ
junkoda:
ひかえめ・寛容の Modest attitude ということですが、どうもニュアンスが違うように思います。
著作権の強い現代社会のなかで、将棋とweb の最前線と未来とを考えて、著者自ら、「こういう新しい試みに挑戦」した積極性を感謝する言葉を書きたいです。斬新・前衛、あるいはどこかのブログにあった 「破格の」そんな言葉を。Modest では英語で読みたいと駄々をこねる人を許容したのような受け身の印象を持ちます。
あと(ふたつめになった)、http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20090420 から最新のブログ http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/ に移ることは自明なのに対して、その逆は真でないことから、数字をつけて損はないと思います。
shenqi:
incentiveとかどうでしょう?
まだ「破格」には遠いですが、modestよりはましかと。
(>>あと(ふたつめになった))数字がついているのはそういう意図があったんですね・・・
リンク先を確認せずに何も考えず変えてしまいましたが、戻しておきます。
junkoda:
ありがとうございます!
文中に(はじめから)あったリンクですが、日本語を読めない人がクリックしてがっかりしないように、脚注が適切かなとも思いました。(でも、脚注の仕事はあとまわし)。
13. Recent Visitors
junkoda:
単なる実験です。
You now
Someone else 7 hrs ago
14. 見出しの日本語/英訳 (検索の利便性のための対応表)
第一章 羽生善治と「変わりゆく現代将棋」Chapter 1 Yoshiharu Habu and 'Changing Modern Shogi'
変わりゆく現代将棋/Changing Modern Shogi
予定調和を廃す緊張感/Tension of destroying the predetermined harmony
将棋の世界に革命を起こす/ Revolutionize the World of Shogi
盤上の自由/Freedom on the Board
イノベーションを封じる村社会的言説/A closed-knit society oriented opinions to refrain from innovation
将棋の未来の創造/Creating the Future of Shogi
オールラウンドプレイヤー思想/The Idea of Being An All-round Player
知のオープン化と勝つことの両立/Compatibility Between Freeing Knowledge and Winning
高速道路とその先の大渋滞/Learning Highways and a Traffic Jam at the End of Them
将棋界は社会現象を先取りした実験場/The World of Shogi, as a Laboratory of Social Phenomena
ビジョナリー・羽生善治/Yoshiharu Habu the Visionary
二〇〇八年、ベストを尽くす/In 2008, "I Will Do My Best"
第二章 佐藤康光の孤高の脳——棋聖戦観戦記/Chapter 2: Yasumitsu Sato's Maverick Brain - Commentary on the Kisei-title match
桂の佐藤棋聖、銀の羽生挑戦者/Comparing Kisei Sato to a Knight and Challenger Habu to a Silver
羽生挑戦者「秘策」に誘導か/Is Challenger Habu Guiding Sato to the scenario of a position that he has in mind?
未踏領域に突入、「均衡の美」をタイトル保持者が解説/Entering an Untrampled Area. A Title Holder's Explanation about The Beauty of Balance.
「孤高の脳」が生む無限の広がり/An infinite of possibility of moves generated by Sato's Maverick Brain
「真理」を探求する対局者、終局後の「至福の時間」 The Happiest Time for Both Players is their Quest for the Truth after the Game
第五章 パリで生まれた芸術——竜王戦観戦記
(1) In the City Right Things Are Being Rightly Done
正しいことが正しく行われている街で/
(2) Enjoy Shogi of Human versus Human
人間が人間と戦う将棋の面白さ/
(3) A Formula One Car and an Armored Car
F1と装甲車/
(4) Kio Sato's Commentary During Lunch Break
昼食休憩、佐藤康光棋王の局面解説/
(5) Watanabe and Habu; Visiting Paris at the Age of 24
渡辺と羽生、24歳のパリ/
(6) The Brimming Vigor, Fragrant Matureness
みなぎる精気、匂い立つ成熟/
(7) The Mutual Reliability Among Habu-Generation Players
羽生世代の信頼関係/
(8) Repeating Battles Between Youths and Matured
繰り返す「青と壮」の戦い/
(9) What is the True Meaning of the Fully Confident Motion?
自信に満ちた手つきの真意は?/
(10) Eyes of the Game record-Keeper-4-day Taichi Nakamura
記録係・中村太地四段の目/
(11) President Kunio Yonenaga's Commentary During Lunch Break
昼食休憩、米長邦雄会長の局面解説/
(12) Kio Sato Describes Modern Shogi
佐藤康光棋王、現代将棋を語る/
(13) Meijin Habu, Victory of the Whole-Board Perception
羽生名人、大局観の勝利/
Chapter 6 - Akira Watanabe, Who Utilized the Window of Opportunity
第六章 機会の窓を活かした渡辺明
After the Game, at a Café at Paris
終局後、パリのカフェで /
"I May Have Time to Reorganize Myself."
「立て直せる時間があるかもしれない」/
The Celebration Speech for Oza Habu and the Length of Seventeen Years
羽生王座への祝辞、十七年という長さ/
The Rapid-Attack-Yagura Strategy, Chosen by a "Devil of Games"
「勝負の鬼」が選んだ急戦矢倉/
Celebration Speech for Watanabe's Title of the First Permanent Ryuoh
- The First Year of Shogi Globalization
初代永世竜王への祝辞、将棋グローバル化元年/
Wills to Make Progress, No Matter How Small It is
少しでも進歩しようとすること
第七章 対談——羽生善治×梅田望夫
Chapter 7 - The Dialogue between Yoshiharu Habu and Mochio Umeda
The Ever-Fluctuating Position and the Beauty of Balance / 揺れ動き続ける局面と、均衡の美
The World of Modern Shogi, Where a Compass Does Not Work 羅針盤のきかない現代将棋の世界/
What players' are thinking / 対局者同士が考えていること/
Keep Thinking About a Problem With No Answer, Like an Attempt to Stop a Cloud
雲を掴むように、答えのない問題を考え続ける/
People are Fascinated by People
人は、人にこそ、魅せられる/
In the Age of "Animal Trails," We Look for a Value Wildly
けものみちの時代、「野性」で価値を探していく/
"Habu-san frowns when the opponent plays badly." What is the True Meaning?
「相手の悪手に嫌な顔をする」真意は?/
Characteristics of Shogi: All the Information on the Board can be Shared
盤上で、すべてを共有できるという特性/
Researchers Who Analyze the Evolution Process of Shogi
進化のプロセスを解析する研究者たち/
Thinking About the Future of Shogi With Computers
コンピュータとともに未来の将棋を考える/
The Player and the Watcher Hereafter
指す者と、観る者の、これから
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